社長からの手紙
季節はずれ2013/11/1
10月もまだ前半ですが、もうこの11月号の手紙を書いています。台風来襲のせいか残暑の夏日が戻って来たりして、衣服の厚さ調整に戸惑ってしまいますね。でも11月の暦をめくると一挙に冬装備に掛からなければならないでしょう。ひまわり畑からコスモス畑そしてバラ園・・ゆっくり季節の移ろいを楽しめていますか? みなさんの秋たけなわの花の印象はなんでしょうね。10月20日のバスハイキングで、車窓からその答えを見つけたいと思っています。(柿は食べ物で、花ではないですから・・!?) 先月末に福岡市立特別支援高等学校「博多高等学園」の創立十周年記念祝賀会に出席して来ました。卒業生で当社に就職し、頑張ってくれた生徒さんも多くいます。来春卒業したら当社へ就職を希望している生徒さんも複数いてくれます。これらの生徒さんの実業訓練(企業体験学習)で、当社の清掃責任者は職場でのお母さんとなって親身の指導を行ってくれています。お礼の手紙からは生徒さんの成長ぶりが頼もしく伺えます。生徒のお母さんからも社会で独り立ちしていくことへの希望が綴られています。 お掃除の仕事は障がい者でもできるではなく、障がいを持つ人のほうがより良い仕事を永く続けていくことができるとも感じています。もちろんきれい事では済まされない現実も多く横たわっています。しかし働くこと、生きることの喜びはその現実の中からしか生まれて来ないのも確かです。 秋から冬を迎えていく道端に、季節はずれの小さなひまわりやコスモスの花を見つけることがあります。季節はずれですが、きっと精一杯の謳歌なのだと思います。