福岡や九州のビルメンテナンス・清掃・設備・エコチューニング

歌舞伎俳優・松本幸四郎さんがテレビＣＭでこんなセリフを言っていました。（正確ではありませんが・・）「役者は苦しいから歌う。哀しいから踊る。そして苦しみを勇気へ、哀しみを希望へと変える！」それが役者の使命という。どのような仕事、どのような立場であっても個人の心持ちひとつでその意味は大きく変わると思います。仕事への姿勢が後ろ向きの人であれば、苦しみはより大きな苦しみとなり、哀しみはより深い哀しみになってしまうでしょう。人知れず自分の仕事に誇りを持つ人であれば、苦しみはより良い仕事をするための応援歌となり、哀しみはより喜ばれる仕事をするための原動力へと変わるのだと思います。そして自分の仕事へ不平不満しか持てない人は自然に苦しみ・哀しみの環境に閉じ込められてしまいます。対照的に仕事に生き甲斐を持つ人の周りには自然と勇気と希望の仲間の輪（＝和）が連なっていくのだと思います。
　まだ若い人には説教話にしか聞こえないかもしれませんが、人生を重ねていくと結局「働く意味」はそのことにしか無いと私は感じています。年頭にあたり、みなさん一人ひとりの仕事の意味を手の平でそっと温めたいと願いました。
　二月二日「会社新年会」で、歌い踊りましょう。