社長からの手紙
肩を寄せ合う者から 肩を組み合う仲間へと2026/03/1
[新年会の集いに寄せて]
1月末日に恒例の新年会を160名を超える参加を頂き、盛大に開催することができました。創業75年目の昨年もたいへん困難な時代でしたが、みなさんの“元気”と“笑顔”のお蔭さまでなんとか乗り越えることができました。心中より感謝申し上げます。
ベテランから若手(外国人就労者)まで一つ輪となって歓談される様子に胸が熱くなりました。帰りの夜道、なぜか分かりませんが昭和歌謡・前川清の「東京砂漠」というメロディを口ずさんでいました。若い頃、東京で暮らしていた時に心にしみた歌だったと思います。
・・♪ビルの谷間の川は流れない 人はやさしさをどこに捨ててきたの だけど私は好きよ
この都会(まち)が 肩を寄せ合うあなたがいる・・最近、この歌の高名な作詞家の後日談(エピソード)がテレビで放映されていました。この歌の曲名は先に決まっていて、その歌詞を作るというもので、さすがの先生もイメージが湧かずにもがいていた時、気分転換に歓楽街・新宿に飲みに出かけました。飲み屋のビルを出るとき、お掃除の従業員と顔が合います・・なんとその女性は高校時代の同窓生で当時“マドンナ”だった人でした。彼女は「見なかったことにして!」と言いたげに無言で哀願するように消えていったそうです。作詞家の先生は胸が締め付けられるような思いで、その夜、酒をあおりながら「東京砂漠」の詩を一気に書きあげたということでした。いま思えば、肩を寄せ合って生きていく人たちからお互いに肩を組み合って頑張れる仲間と仕事をしていきたいと思い立った青春の時だったかもしれません。
♪空が哭いてる すすけ汚され 人の波だけが 黒く流れていく そうよこの都会を
逃げていきたかった・・[それでも あなたがいれば 幸せなのよ この東京砂漠
肩を組み合うあなたがいれば 陽(朝日)はまた昇る この都会の砂漠]