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雁風呂を炊く(がんぶろをたく) ~新年2月16日~ 2025/01/1

急な寒波来襲となった年の瀬ですが、元気に仕事されていることと思います・・あかぎれしていませんか?ひざや腰が悲鳴を上げていませんか?現場では苦労の絶えない一年だったと思いますが、皆さんの頑張りのおかげ様で清々しい気持ちで新年を迎える事が出来ます。この一年、本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。

『雁風呂』という講談があります。早春、津軽の海岸には無数の木の小枝が落ちています。渡り鳥のガンは前年の秋にシベリアから日本で越冬するために大挙オホーツク海を渡って来ます。それぞれに小枝をくわえて飛んで来るのですが、途中北の海上でこの小枝につかまって休息をとるのでした。そして津軽の海岸までたどり着くと小枝を落として、餌の豊富な内地へと散っていきます。そして早春にまた津軽に集まり各々に小枝をくわえて故郷のシベリアへと北帰行するのです・・その間、不幸にも内地で落命したもの達の数だけ小枝が浜辺に残ります。津軽の漁師はそれを憐み、その残った小枝を薪に“供養”の風呂を炊くそうです。

当社創業時の女性従業員さんはみんな小柄でしたから、モップの柄を短く切って使っていました。一人ひとり、違う長さのモップを汗をかいて懸命に振っていました。

新年、朝日ビルメンは創業75周年を迎えます。2月16日(日曜)に皆さんと仲間内で「祝賀会」を催します。

私は“心の中”で75年間分の古いモップの柄を焚き付けにしてお風呂を沸かし、皆さんをお迎えします。

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