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アネハヅルの如く2024/06/1

《 我々、小さな巨人たれ 》

朝日ビルメン創業74年目の事業が始まりました。当社は福岡のビルサービス業の草分け的存在で、その道程の一歩一歩が業界の進歩の足跡であったといっても過言ではないかもしれません。

十年前、二十年前の節目ごとにきょうの手紙の主人公である“アネハヅル”のことを話してきた記憶があります。“アネハヅル”は鶴族のなかでも一番小さな種ですが、その一番小さな鶴が世界で一番高い空を飛べるのです。チベット高原で繁殖を終えた一団は、秋が来る前に高さ八千メートルのヒマラヤ山脈を越えてインドへと渡ります。高度8000mの空は無風でも零下30度、酸素は地上の三分の一の薄さです。そのような過酷な山越えを小さな鶴はどのようにして渡ることができるようになったのでしょうか・・

ヒマラヤ山脈は2万年前に隆起し始めたのですが、その頃からアネハヅルの先祖はインドとモンゴル地方との渡りを行っていたということです。山脈が段々と高くなっていくのに合わせて鶴も自分たちの身体能力を上げていったのだそうです。一番は血中酸素濃度を高く維持できるように体質改善、二番目は敢えて強風の中でも飛行できるように翼の力を培ってきました。一団はリーダーを先頭に翼を広げたような三角の編隊を作ってお互いを支え合いながら、強い上昇気流に乗ってらせんを描くように舞い上がっていきます。一団のなかには、老いたものや幼いものもいますが一羽も置いていくことなく一団は何度となく山の頂の高みを目指します。そして何度もの挑みの末、遂に一団そろっての山越えを果たすのです。このように一番小さな鶴は、一番高い空を飛んで営々と種をつないでいます。

朝日ビルメンもその長い歴史の都度都度に、遥かに高い障壁に挑み、そして跳ね返され、また従業員一団となって挑戦し難所を乗り越えてきたことです。またきょうから血をたぎらせ、お互いの肩を組んで、朝日ビルメンの長い道を踏破して行きましょう。

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