社長からの手紙
燈台守の歌2012/08/1
梅雨の蒸し暑さの中、また向暑へのみぎり汗だくの現場作業たいへんご苦労さまです。このところ私は業界公務に忙殺され、ほとんど福岡にいない状況です。毎週飛行機に2~3度乗っています。そこで気付いたのですが空港出発の折、滑走路に整備員の人たちが並んで飛行機を見送っています。無事を祈って手を振っている人、敬礼している人、お辞儀をしている人がいます。思わず私も機中の窓から手を振り返したりします。ただそれだけのことですが安心感で心が満たされます。
岐阜の中堅の運送会社の話です。運輸サービスの企業も不景気と燃料代の高騰で経営がたいへんです。そうなると悪循環が始まり、交通事故も増えてくるそうです。そこでこの会社では一丸となって安全推進を図ることになりました。普通であれば現業部門の運転手への指導が強化されるのでしょうが、この会社では全社の全部門で各々目標をもって取り組むことになりました。そして安全成績は向上し、最優秀に輝いたのはなんと総務部門でした。果たして間接管理部門の総務の人たちがどのようにして安全活動に成果を生んだのでしょうか?・・総務部の女子事務員たちは話し合い、トラックが出庫するときに事務所を出て玄関で手を振って見送ることにしたのでした。ただそれだけのことかもしれません。
しかし運転手も気持ちが晴れやかになり、安全運転で無事帰社するぞと心に誓うようになったのでした。その積み重ねが無事故につながったことは言うまでもありませんね。
私たち事務所のスタッフも現場の苦労を本当に思いやっています。酷暑を迎えますが私たち事務所員も心に大汗をかいて皆さんと共に仕事に就いていますよ。元気に夏を乗り切り、秋の懇親旅行でお互いの背中の汗を流し合いましょう!