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彼岸明けまで2023/10/1

秋の彼岸入りを控え皆さんへこの手紙を書いています。(厳密には違うのでしょうが)

彼岸にお供えするのは、春は牡丹の花に因んで“ぼたんもち”、秋は萩の花の“おはぎ”と小さい頃から思っています。秋の彼岸は、五穀豊穣を先祖(会社では先人)へ感謝する趣きがあります。いま今年(創業73年目)の実りの秋を迎えるにあたり、もう20年も前にこの手紙で当時の従業員さんへお伝えしたことを懐かしく思い出しました。

・・福岡のある郵便配達員(私たちと同じ裏方さんの仕事)のお話。福岡のある女性(娘さん)がその夏にお母さん(お祖母ちゃん)を亡くし、心淋しい夏を過ごしていた。あまりの寂寥感に堪えられず、お母さんへ残暑見舞いはがきを書き、お墓のある平尾霊園宛てに投函した。

あの広大な墓地なので、当然“宛先不明”で戻ってくると思っていたがそのまま時間は過ぎ、秋の彼岸のお墓参りの日を迎えた。墓前に向かうと墓石に何かビニール袋が風に飛ばされないよう置き石されてあった。ビニール袋を開けると、そこには娘からお母さんへの残暑見舞いはがきがあった。このはがきを配達してくれた名もない郵便配達員さんは、あの広大な墓地の中から配達先の墓を探し出し、はがきが雨に濡れ傷まないようビニール袋に包み、風に飛ばされないよう置き石して届けてくれたのだ・・・

私たち朝日ビルメンもこの郵便配達員さんのように裏方さんとはいえ、真の仕事人の仲間でありたいと20年も前に語り合ったことです。そして今秋も綿々たる朝日ビルメンらしい実りを刈り入れることができますことに心から感謝します。ありがとうございます。

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