社長からの手紙
これからも ずっとずっと 明るい方(未来)へ2022/06/1
従業員皆さんの心意気のお蔭さまで、朝日ビルメンはコロナ禍にあっても意気軒高に創業72年目の事業に取り組んでいます。思い起こせば22年前の創業50周年時は、古く昭和時代からのベテラン従業員さんから平成の新しい従業員さんへと仕事のたすき渡しがなされた時でもあったと感じます。
創業時からのお客様である大手家電メーカー事業所のある女性主任さんは勤続30年以上になる大ベテランでした。この企業に大学新卒で入社した青年社員が役員になる長い時間です・・この役員さんが自分の部屋をだらしなく使おうものなら「〇〇君、キチンとしないと部下に示しがつかんよ!」と一喝できるほどの信頼を培った方でした。その大先輩が退職の折につぶやかれた言葉がいまでも忘れられません・・「誠さん、毎日毎日、“枯れ糞”を洗って30年の人生が流れましたよ(笑)!」。
そして今、その大きな事業所のトイレ清掃を次代の令和に受け継いだ後輩たちがしっかりと守っています・・コロナという疫病神から多くのお客様を護り続けながら。
創業50周年時(22年前)の社内報の「社長からの手紙」で、おなじみの童謡詩人・金子みすゞの詩の一編『明るい方へ』を載せました。その時から20有余年の月日が流れました・・私たちは少しずつではありますが、着実に“明るい方へ”歩んでいると感じています。
[朝日ビルメンよ]明るい方へ
明るい方へ。
一つ葉でも陽の盛る(もる)とこへ。
やぶかげの草は 明るい方へ。
はねはこげよと 灯のあるとこへ。
夜とぶ虫は 明るい方へ。
一分もひろく 日のさすとこへ。
都会(まち)に 住む子らは。