社長からの手紙
わたしたちは積もりゆく雪2021/01/1
1月号の手紙ですが新年のあいさつをするにはまだ早く、繁忙期真っ只中の師走です。
コロナ禍に始まった大変な一年でした。そして年越しに至ってもその猛威は吹きすさんでいます。しかしこの特別な一年を皆さんと手をたずさえ歩んで来れたことは私の誇りです。私も一つ年を取りましたが、この一年で味わった喜びも悲しみさえもしっかり自分の中に取り込もうと思います。この一年、本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。
以前、冬の季節の手紙で童話作家・金子みすゞの一編の詩を紹介したところ、皆さんにたいへん共感頂きました。その詩をもう一度つづります。
来る新年が皆さんにとり素晴らしいものでありますよう願ってやみません。
積もった雪
上の雪 さむかろな。つめたい月がさしていて。
下の雪 重かろな。何百人ものせていて。
中の雪 さみしかろな。空も地面もみえないで。