社長からの手紙
秋深し隣は何をする人ぞ (芭蕉)2020/12/1
早くも秋が深まって来ましたね。あっという間に年末繁忙期。今年はコロナに始まり、どっこいコロナがまだまだ終わりません。コロナ禍中、皆さんいろんなことを経験し、いろんなことを思われた一年だったと思います。
私はむしろ嬉しかったこともありました。コロナ緊急事態下ではお客様の事業所も多くが休業に至りました。もちろん常駐の作業従事者も休まなければなりません。会社は皆さんへの日頃の恩返しにこの休業に対し100%賃金補償で臨みました。それ以上にお客様自体が「日頃から朝日ビルメンの従業員さんは影日向なく一生懸命仕事をされています。こんな時こそ皆さんの給金が滞らないようにと請け金はそのままお支払いします」と休業しているのに代金を頂いたお客様が少なからずおられました。
・・・あるビルオーナーさんからは「清掃の方が大晦日にテナントのゴミ箱をきれいに拭きあげられていました。正月を迎え初出社のテナント社員さんから清々しい気持ちで初仕事に就けるととても喜ばれました」とお褒めの言葉を頂きました。朝日ビルメンの魂はこのように受け継がれていくのだなぁとつくづく感じたことです。
清掃の仕事は年末大掃除で忙しく、きっと皆さんはお家の掃除まで行き届かないのではないかといつも心配になります。師走にはすす払いもあります。厄除けの意味もありそうですが、皆さんは既に仕事先で目いっぱいのすす払いをしているので、いつも正月には年神様が大きな福を皆さんに授けられるんだろうなと思ったことです。
さぁ、今年の年末も元気に精一杯の仕事に励みましょう。