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まだ足りん!2020/07/1

 

ここ3ヶ月間のコロナ緊急事態警戒制限下にあっても皆さんの一致団結・意気軒高なる現場就労のお蔭さまで朝日ビルメン事業の社会的使命を果たすことができました。本当にご苦労さまです。

心より慰労と感謝の気持ちをお伝えします。

季節は夏季へと移っていきます。現場作業では“熱中症”の予防管理が大切になりますが、一方で継続するコロナ感染防止の対策も併せて行わなければなりません。マスク着用や密閉冷房の換気開放、共用水分補給の制限などの感染対策は反面、熱中症の危険を増すことにつながるのです。会社の安全指導を皆で守って、仲間の健康をしっかり支えあっていきましょう!

梅雨の季節に入ると、若いころ篠栗南蔵院の先代林住職(現・覚乗住職のお父さん)から伺った説話を思い出します・・・時代は戦後間もない頃と思いますが、筑後川の下流域にある小学校での話。

戦後、娯楽の乏しい時代にこの小学校では川下りの遠足が行われました。朝、生徒たちは小舟に乗り込み川へとすべり出しました。引率担任は古賀先生(男性教師)です。当時は天気予報など確かなものではなく、当日に起こる集中豪雨の危険など予測もできませんでした。川上から突如として襲ってきた雷雲と洪水は、瞬く間に生徒が乗った小舟を飲み込んでしまったのです。古賀先生は生徒一人ひとりを救出しますが、「まだ足りん!」と絶叫し、また濁流の中に飛び込んでいきました。数日後、有明海河口で古賀先生の遺体が見つかりました。ぐっと握りしめられた手のひらを開けると、行方不明男子生徒の学生服の金ボタンが一つ握りしめられていたそうです。

今年もまた子供たちの頭上に入道雲が沸き立つ季節が巡って来ます。

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