社長からの手紙
この一年間のために2020/02/1
皆さん、明けましておめでとうございます。たいへん暖かな年末年始でしたので、皆さん和やかなお正月を過ごされたことと思います。昨年も相変わらずの人手不足で現場の皆さんへはたいへんなご苦労をおかけしました。そのような状況にあっても皆さんの精勤に支えられ会社の事業は堅調に達成することができました。まことにありがとうございます。ミャンマー実習生も年末年始、無休で現場作業に就いてくれました。本当にご苦労様でした。
さて年頭に社長が思ったことですが、事務所の仕事始めに管理部職員にお話ししたことをここにつづります。
・・・社長のお正月恒例は1月2日の箱根大学駅伝競走のテレビ中継をお屠蘇を頂きながら観戦することです。今年の往路、過酷な山登り最終区間をトップでゴールした選手のインタビュー内容:この選手は4年生にして初めで最後の箱根レース出場となること。この出走で陸上競技人生に終止符を打つこと。箱根駅伝は往復10区間、10名の選手のみが駆けるが、この選手は1年から3年生までいつも11番目の候補で補欠だったこと。いつも給水係のサポート役でレースを見守っていたこと。3年生の秋には監督から選手を断念してマネージャーになったらどうかと勧められたこと。そしてついに念願の出走を果たし、往路優勝のゴールテープを切れたこと。・・・この四年間の努力と辛抱がやっと実りましたねというアナウンサーの問いに彼は応えて「この1時間のために10年間の時間を積み上げてきました」と。確かに山登り五区は1時間超の走りになりますが、大学の四年間のみならず彼がこの1時間のために修練してきた時間は中学・高校と連なり実に10年間にも及ぶのです。
朝日ビルメンは本年で創業70周年を迎えます。この実りの秋を迎えるために多くの先人により積み上げられてきた69年間の月日の重さに心が震えたことでした。
まずは1月25日土曜の新年会で皆さんと乾杯しましょう!