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豪雨あとのブルーシートの陰で2019/10/1

 残暑時候の汗かき作業もあとひと踏ん張りですね。みなさん、今夏も精一杯の働きぶり、たいへんご苦労さまでした。一方、今夏も北部九州(特に佐賀武雄方面)は甚大な豪雨災害に見舞われました。現地・武雄には当社のお客様の薬局大型チェーン店舗が2店舗ありますが、ここも冠水被害を被りました。地元の薬局店の使命として休業は許されません。清掃事業部の緊急出動と必死の徹夜復旧作業の完遂により、早くも翌朝には開店することができました。

 また、次の話は設備管理の諸君にお伝えしたいと思います。わたしたちの設備管理の仕事は都市型ですが、地方にあっては農業地の死活にも関わる設備管理の業務もあります。佐賀武雄地区では、大きな地域病院が冠水さらに直近の鉄工所からは大量の工業油が流出しました。この地域には水田と河川の用水量を調節する水門(揚水ポンプ)があり、この運転は地元の親子二代にわたる設備員が勤めていました。果たして豪雨増水の危機が迫り、故郷の農業地域が冠水し始めます。さらに覆い被さるように鉄工所の鉱油が流出してきました。このままでは地域住宅や田んぼが沈んでしまう・・・水門設備員は全力でポンプを回し農業地の暴れ水を河川へと排出し続けました。その時、地元の自治体管理者から水門閉鎖・ポンプ停止命令が発せられ、止む無く業務指示に従わざるを得ませんでした・・・なぜ?それは鉱油が河川に流出し下流の漁業・のり養殖場へ被害を拡大させることを防ぐための苦渋の判断でした。ポンプ制御盤の向こうに見える故郷の家や田んぼが汚水に飲み込まれていく惨状をこの設備員は無念の思いでただ見つめることしか出来ませんでした。

 1027日の秋季バスハイクは、あえてこの被災地・武雄温泉へ出向きます。被災地の風評被害などに惑わされずに皆で応援に行きましょう!

(ただ今季のバスハイクへは私・社長は同行できなくなりました。当日、東京で「全国ビルメンテナンスこども絵画コンクール」の最終審査が実施され、私・社長が審査委員長を務めますので欠席できません。全国の一万人の児童から寄せられた絵画を私も懸命に評します。

 私・社長の代わりに皆さんで佐賀武雄の秋を愛でて来てください。)

 

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