社長からの手紙
ビルマの運動靴2018/12/1
早くも冬支度が必要な時候になりました。いつもながら「月日の流れるのは早かね!」と現場でも会話が交わされていることでしょうね。
11月の上旬にN部長たちとミャンマー国(昔のビルマ)へ行って来ました。現場欠員の困窮化をなんとか解消しようと外国人技能実習生の雇い入れ面談です。若くて明るいミャンマー人女性4名の採用を決めてきました。来年5月頃には日本入りできそうです。
ミャンマー人の生活習慣で、皆は裸足(サンダル履き)で過ごします。学校でも素足で勉学に勤しみます。
ミャンマーの教育では体育の時間がありませんが、この学校では校庭で体操を行っていました・・・この時は運動靴を履いてです。校長先生に訳を聞くと、この生徒たちが日本で働き始めると一番に困るのが“靴ズレ”だそうです。日本で最初に辛い思いをしないよう運動靴に慣れさせておくとの事でした。
このビルマの地でも75年前には大戦争の最中でした。9万人もの日本の兵隊さんが投入され、その7割が戦死したといわれています。
未帰還の遺骨もまだ数万柱埋もれているそうです。故郷に思いを馳せながら異国の地に果てた同胞の先人を偲びながらミャンマーの若人らの幸せを誓ったことです。