社長からの手紙
友がみな我よりえらく見える日は・・(啄木 一握の砂)2018/04/2
3月10日土曜日、久しぶりに五十川リファインセンターで社内「TQC発表会・マナー研修会」を開催しました。青空と暖かな日差しに恵まれ、現場の方多数が参加してくれました。
TQC(=現場作業品質向上)では、清掃事業部 部長を中心としたホテル客室業務改善小集団活動の3年間に及ぶ奮闘振りとその成果達成が発表され、さながらテレビドラマを観ているような感動を覚えました。赤字運営に陥っていたホテル管理の事業ですが、その改善を図る出発点をコスト圧縮に置くのではなく、日々の仕事の“評価”を上げることに集中したことが好結果につながったと思います。清掃事業の管理部員と現場従業員との
一丸となった改善活動に大きな拍手が送られました。
清掃作業のマナー演技では、テナント日常清掃の“適正さ”を学びました。お客様の財産に立ち入って作業をするわけですから、“信用”無くしては成り立たない仕事であることを再認識させられました。テナント社員との日頃からの信頼相互交流が、良い仕事を続けていく秘訣ですね。また設備管理マナー演技は、女子トイレの不具合復旧作業というハードルの高い舞台です。自分の都合より利用者の立場になっての振る舞いや思いやり、そしてトイレ清掃従業員の苦労に寄り添う“男気”が、そこに居てほしい設備員像であることを実感させられたことです。
朝日ビルメンの伝統と底力を改めて感じ取ることができた研修会でした。もうすぐ今年の桜も咲きます。朝日ビルメン創業68年目の春が始まります。