社長からの手紙
新年の抱負『わら一本の重さをおもんばかる生業』2016/01/1
朝日ビルメンの皆さん、明けましておめでとうございます!この手紙は、まだ師走上旬に書いていますが、皆さんが無災害でみんなそろって正月を迎えられるよう祈りを込めて書いています。この一年、黙々とトイレを気持ちよく使えるようにして頂きありがとうございました。掃いても掃いても積もっていく落ち葉を根気よく集めて頂きありがとうございました。凍える手で外ガラスを拭いて頂きありがとうございました。手のあかぎれをものともせず寒風のなかモップを振って頂きありがとうございました。皆さんの誠実な仕事ぶりのお陰さまで、朝日ビルメンは今年も社会に在ることができました。こころより感謝申し上げます。 日々の現場では、皆さんそれぞれにいろんな困難にぶつかって仕事を成してもらっています。そのことに直接、感謝の気持ちをお伝えする機会が少ないことを心苦しく、また残念にも思っています。新年1月30日(土曜)には恒例の社内「現場大新年会」を催します。私がお一人お一人の“心の肩もみ”をしますので、どうぞ皆さんそろって来場くださるようお願いします。 西洋の昔話ですが、藁(ワラ)を載せて運ぶロバがその重さに耐えかねて渡りの橋から崩れ落ちてしまいました。強欲な使用人がもう少しもう少し積めるだろうと藁を積み上げていくのですが、ロバはとうとう最後の藁一本の重さに押しつぶされたのです。皆さんの肩にのった藁一本の重さ(しこり)を私の肩もみで軽くすることができればよいのですが・・