社長からの手紙
追悼 TK君「たくさんのありがとう!」2015/12/1
中堅の設備員TK君が享年43歳という若さで急逝しました。事業所で脳内くも膜下出血を起こし病院へ緊急搬送されましたが意識を取り戻すこともなく一昼夜の闘いのあと、静かに息を引き取ったそうです。社歴13年9カ月の時間と職業人生を朝日ビルメンに捧げてくれました。たいへん物静かな青年で、私が最後に直接話したのは、もう何年も前のことだったと思います。労働安全衛生委員会の衛生管理責任者を務めてくれたときに「ありがとう」と一言声をかけた気がします。葬儀会場で思い出の写真が映されました。意外にも趣味は、体育会系でマラソンやボウリングなどスポーツ万能だったようです。死の三日前にも元気に地域の駅伝選手として活走したそうです。この若さですからまだまだ人生に思い残すことはたくさんあったことでしょう。私は、彼が遠のく意識の中でも自分の仕事のことが心に留まったことと思います。そうであって欲しいと思います。14年間の誠実な精勤に対して、私は「ありがとう」と一度しか言ってあげれなかったことを悔います。 設備事業部の中村部長が、この秋「社長、清掃部みたいに設備部もボウリング大会やりましょう!」と提案してくれ、私も賛成しましたが私の忙しさ故に延び延びになっていました。冬が来る前に、TK君がこの世を去る前にボウリング大会をやりたかった・・・TK君のストライクにハイタッチをして褒めてやりたかった