福岡や九州のビルメンテナンス・清掃・設備・エコチューニング

今年は八月に入り、ことの他酷暑が厳しくなりましたね。現場作業の汗の量も並大抵ではなかったことでしょう。皆さん、体調は崩しませんでしたか？・・この手紙にて『残暑お見舞い申し上げます』。　また今夏は終戦七十年の節目を迎えました。昨秋、長崎への社内旅行ではたいへん日差しの強い中、原爆平和記念公園を訪れました。今年のお盆は、また原爆忌がなおさら重く感じられることです。十年くらい前、このお盆の手紙で『ちいちゃんの影送り』という物語を紹介したことがあります。影送りという遊びを知っていますか・・炎天下、地面の自分の影をずっと見つめて、そのまま青空を見上げるとなんと自分の白い影が雲のように浮かぶというものです。少女ちいちゃんの家族は、お父さんの出征の前日にこの遊びを家族でやりました。そして夏の空襲でちいちゃんは家族と離ればなれになってしまいます。生きる術を知らない少女は防空壕のなかで独り死期を迎えます・・明るい陽射しに導かれちいちゃんは防空壕を出ます。そこで影送りをするとお父さんやお母さん、お兄ちゃんの影が映りました。ちいちゃんもふわっと白い影となって青空へ帰って行きました。　朝日ビルメンは平和の時代を６５年も生きて来ました。そのことは平和な時代にたどり着くことなく幼い人生を終えた人々への慰霊と感謝の事業でもあったと思います。　８月２４日（月曜）に会社の「安全大会」を行います。今回、清掃グループでは一人事業所で大きな責任をもって頑張っている福銀支店七ケ店の仲間を家族として表彰させてもらいます。秋の空模様になる前に、もうひと踏ん張り、もうひと汗といきましょう！