社長からの手紙
三つ子の魂・・・2015/06/1
27年度の「経営計画発表会」では、多くの永年勤続功労者を顕彰することができ、たいへんうれしく思いました。特に10年勤続の設備の青年団が大挙表彰された雰囲気は、まさに圧巻でした。十年前に初々しく入社した諸君が、いまや会社事業を支える大黒柱へと成長してくれたことに感謝の気持ちが溢れ出しました。春夏秋冬、日々、現場ではいろんなことが起こります。作業上のことはともかく、職場の人間関係の“もつれ”には心が痛みます。それぞれに悔しさや怒りや自己嫌悪を抱えながら、それでも今日一日はと踏ん張っていてくれていることと思います。人の生き方の基本は、九歳までに形作られると聞きました。幼少時に大切に育てられた人と大切に扱われなかった人とでは、その後の大人になっての人生観に大きな隔たりが出きることは容易に想像がつきます。職業人生においても新規就労時のはじめの職場環境に大きく影響されると思います。朝日ビルメンの職場では、新人さんを親心をもって遇してくれる伝統があることを誇りに感じました。 ビルメンの仕事に就いてくれる人が深刻に不足する時代に入りました。縁あって当社の敷居をまたぐ新人さんは、当社の未来を支える人たちです。誇りを持って就業できる会社でありたいと改めて念じました。《みなさんの通勤時の 交通安全を 強く祈ります!》 黄金週間も多くの従業員に現場作業に汗をかいてもらいました。ご苦労さまです。ゴールデンウィーク中のニュースで、痛ましい家族ぐるみの交通事故の報道が多く報じられました。またトラック運転手さんの労災死亡事故も激増しているそうです。やはり時代が働く人を追い詰めているのでしょうか。 実は先月、親しくしている市内同業者の設備員が朝の雨中の自転車通勤時に交差点で車と衝突し亡くなりました。一昨年もやはり親しくしている市内同業者の女性清掃従業員が早朝通勤時に道路横断中に車にはねられ死亡しています。このように身近の仲間も取り返しのつかない被害者となっています。どうぞ、みなさん通勤時は慌てずに、急かさずに、慎重に行動してもらうよう強く強くお願いします。