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敗れざる者の肖像2014/03/1

立春も過ぎたのにまた強い寒の戻りに見舞われ、屋外作業や水回り作業は難渋されていることと察します。春風が吹き寄せるまで、あとひと踏ん張り頑張りましょう。いま冬季のソチオリンピックが佳境を迎えています(この手紙が届く頃には閉会ですが・・)。日本選手のメダル獲得が有望視されていたいくつかの競技で無念の敗退が続いています。期待されながら不本意に終わった五輪代表選手の胸中は、いつも察するにあまりありますね。代表選手となった者の宿命でしょうが、好成績であれば一躍英雄となり、不首尾であれば掌を返したように批難を浴びます。もう15年も前になりますが、長野冬季五輪のスキージャンプ団体戦の逸話をこの手紙で紹介したことがありました。2回の飛越で競われる団体戦において日本チームは1回戦で二位に着けていました。2回目で逆転する実力と機会は十分にあります。ところが強風悪天候状況の見合わせで2回目が中止される恐れが出てきます。その時です・・日本テスト・ジャンパー(予備軍)の一隊が次々とテスト跳躍に飛び出し大きな飛越を成功させていきます。そのアピールをもって2回目の競技は再開され、我が日本チームは奇跡の逆転優勝を成し遂げることにできました。その時のテストジャンプの一番手に名乗り出たのが、聴覚障害のある高橋選手でした。当時の手紙に我が社にもこの高橋選手のような従業員がいることをお伝えしたことを覚えています。今季のソチ五輪で金メダル確実視されていた女子スキージャンプの高梨沙羅選手はメダル圏外に終わりましたが、一番不利な風向の時の飛越にも言い訳ひとつしませんでした。長野でもソチでも私は真の勇者に出会うことができました。

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