福岡や九州のビルメンテナンス・清掃・設備・エコチューニング

今春の桜も見事に咲き誇りましたが、人間社会の新型コロナウィルス感染予防対策のためにその多くが愛でられることもなく散ってしまいましたね。その感染症の猛威は、五月博多どんたくや七月博多祇園山笠の伝統行事の中止にまで及んでいます。従業員の皆さんの現場もたいへんな思いをして対処に当たってもらっています。本当にご苦労様です。お客様の事業所も困難な営業環境の中、きっと皆さんの働きぶりに励まされていることと思います。

昔フランスの荒野に一人の羊飼いがいました。その荒れ地は人が暮らすには自然環境が厳しく、そこに生活する人々の心も荒んでいくばかりでした。その中、この羊飼いは来る日も来る日もドングリを荒れ地に植え続けていました。大きな戦争が始まり村人も散々になりましたが、長い年月を経て村人たちも自分の故郷に戻り、その風景に驚きました。樫の木の森が生まれ、小川が流れ、花畑が息づいていたのです。いまわたしたちは困窮の中にあり将来が見通せない状況ですが、こういう時こそわたしたちは今は役立たなくても未来を明るくするものを黙々と築いていきたいですね。朝日ビルメンはいつの時代もそうやって七十年の歩みを積み重ねて来ました。

“たとえ明日地球が滅亡するとしても、わたしたちはきょう木を植える”