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我ら白日の下の孤独から薄闇の中の連帯へと2019/01/1

今年もとうとう1月号の手紙を書いています。1月ですから正月号という趣にしなければならないのですが、毎年伝えているように皆さんの手元にこの手紙が届くのは、年末大清掃業務の最中になります。昔であれば「さぁ、しっかり稼ごう!」と檄を飛ばしていたことですが、今は現場欠員・人手不足の困窮の中なんとか無災害で年末業務を仕上げて欲しいと祈るばかりとなりました。

年末恒例の福岡国際マラソンは14年ぶりに日本人選手が優勝しました。この選手が今日の栄光を手にするまでに、多くの困難・挫折を乗り越えてきたことを知り、さらに栄誉をあげたいと思ったことです。

私が若い頃、この国際マラソンをいつも特等席で観ていました・・特等席?贅沢だなぁ!は、早とちりです。12月第1日曜は、いつも本社がある朝日ビル・テナントの照明器具清掃に就いていました。博多駅前の大通りをマラソン選手が疾走していくのを、朝日ビル上階の窓から脚立に乗ったまま観戦していました。その頃を懐かしく、少し心の疼きを感じて思い出しました。世の中の人は皆、マラソン選手の健闘振りを応援している時、自分独りが誰に知られることもなく蛍光灯の汚れをとっている・・若かった私に葛藤が無かったというのはウソになりますね。蛍光灯のよみがえった明るさはむしろ心に突き刺さりました。毎日毎日の薄暗いバックヤードでの業務遂行、しかしそこでは手を伸ばせば仕事仲間の温かい熱気に触れることができました。

皆さんと今年も春夏秋冬、苦労を共に誠実に働けたことを誇りに思います。この一年、たいへんご苦労様でした。ありがとうございました。それぞれに佳いお正月をお迎えください。

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